DOBOT Magicianとは

 

DOBOT Magicianは、ペイロード500g、繰返精度0.2mmの基本性能を持つ汎用ロボットアームです。

 

STEM教育用に設計されたロボットアームですが、その高い基本性能と耐久性から、子供向けSTEM教育、ホビー、大学や高専などの高等教育、工場の軽作業他の企業の実務まで、非常に多彩な用途で利用されるロボットアームです。

 

DOBOT Magicianの概要紹介

 

 

 

 

  

 DOBOT Magicianが今までにないロボットアームとして注目されている理由は、今までの低価格ロボットアームにはない、以下の4つの特徴があるからです。

 

 

特徴1:ロボットアームの基本性能

 

ペイロード500g、繰り返し精度0.2mmの十分な剛性のある安定したロボットアームの基本性能

 

     

  Dobot Magicianは、0.2mmの精度を実現するため

    自社開発の高精度ステッパーモーターと減速機を利用

    しています。

    また、機械構造も精度高い安定動作ができるよう機構

    構造も強化されていますので、安定した繰り返し動作を

    実現しています。

 

 

特徴2:多彩な作業が簡単にできる拡張性

 

多彩な作業が簡単にできる豊富なアタッチメントとフレキシブルに利用できる拡張性ポート

 

 

DOBOT Magicianには、500gのペイロードを利用してロボットアームの先端に搭載できる様々なアタッチメントが標準のセットに用意されています。

一般的なグリッパーや吸盤式ハンドだけでなく、3Dプリント、レーザー彫刻、書写やペン描写を含めた様々な利用用途で利用できる汎用ロボットアームです。

 

 

Dobot Magicianは3Dプリントを行うことができる最初のパーソナルロボットアームです。高精度で切り替え可能なツールヘッドで3Dプリントやピック&プレイス、書写&描画など様々なご活用のが可能になります。

 

アーム先端のツール ホルダーには、多彩なツールが搭載できます。ホルダーやポートはツール用に標準化されていますので、簡単に付け替えることができます。

    

 Dobot Magicianには、13個の拡張ポートがあり、プログラムから可能です。ユーザーはそれらの拡張ポートを利用して、外部モジュールやセンサーを追加接続し、プログラミングすることでより、ユーザの固有の高度な機能を実現することができます。

 

Arduino プラットフォームと親和性のあるグラフィックプログラミング環境と複数のツールヘッドでご利用できますので、開発したい方にはおすすめのロボットです。ドボットだけのチュートリアルやレッスンをご利用いただくことで、Dobot Magicianは、ロボットアームやハードウェア開発、コーディング、オートメーションを学ぶ理想的なプラットフォームとしてご活用いただけます。

 

Wifi接続、または外部ボードに接続することで、一度に複数のDobot Magicianを制御することができます。また、Dobot Magicianにはコマンド用の内部ストレージがありますので、再生リストやコードをアップロードすることで、デバイスに接続することなく、単独で実行することもできます。

 

 

特徴3:簡単に操作できるソフトウエア環境

 

専用ソフトウエアがあるので、初心者からアドバンスドユーザまで幅広く利用可能 

 

 

■初心者でも、ビジュアルプログラミングやハンドティーチングで操作が可能

 

Dobot Magicianでは、アームのティーティングボタンを押しながら、アームを動かすだけでアームの動作のリストを作ることができます。覚えさせた動作リストは、ワンクリックで繰り返させることも可能です。また、再生リストを手動で編集できるPCソフトウェアを使ってより正確にパラメーターを設定し、動きをカスタマイズすることもできます。

   

Dobot MagicianのためにGoogleのオープンリソースプラットフォームであるGoogle Blocklyを元にDobot Blocklyというビジュアルプログラミング環境を開発しました。こちらのDobot Blocklyでは、パズルを組み合わせるだけでプログラミングができ、直感的でとても読みやすくなっております。また、すぐに使えるDobot Magician用の特別なAPIと連携しています。

 

■20種類以上のプログラミング言語で操作が可能

 

DOBOT Magicianは、ビジュアル言語のBloclyでプログラムしたコードをPythonコードに自動変換してプログラムを編集したり、Python、C、C#、Javaなどの本格的なプログラミング言語で直接プログラミングも可能です。また、MATLABやLabviewなどのソフトウエアでの利用も可能です。

 


基本環境

□DOBOT Studio

 

プログラミング言語

□ Blockly     □ Python     □ C/C++   □ C#     □ Java

□ MATLAB     □ Labview

              

 

  ■提供される日本マニュアル、日本語ビデオ及び豊富なサンプルプログラミング集はすべて無料

 

下記のプログラミング言語や外部コントローラでDOBOT Magicianを利用するための無償の日本語マニュアルや豊富なプログラムサンプルが提供されています。

全て無償で提供されているので、有料のテキストなどを購入する必要は一切ありません。

    

      

    

 

 ※TechShareでは、独自の日本語インストラクションのドキュメントやビデオの無償提供しております。

    また、DOBOT社と協力して、公開ドキュメントの日本語化と無償提供を継続して進めております


 

 

  ■ArduinoやRaspberry Piなどのオープンソースハードウエアもコントローラとして利用可能

 

ArduinoなどのオープンソースハードウエアやRasberry Piをはじめとするシングルボードコンピュータなど

低価格でコンパクトなボードをコントローラとして利用することもできます。これらのオープンな環境で

公開されているオープンソースのソフトウエアを利用できることも大きなメリットとなります。

 

<利用可能なコントローラの例>  

❑ Arduino  ❑Raspberry Pi(Linux) ❑Tinker Board(Linux)  ❑LattePanda(Win10)

 

 

 

特徴4:システムとして拡張できるオプション

 

スライディングレール、コンベアベルト、ロボットビジョンなどの豊富な拡張キット

 

 

Dobot Magicianには、3Dプリンタ、レーザー彫刻、ペンホルダー、グリッパー、サクションカップ(吸盤)などアーム先端に付けられるアタッチメントがセットに含まれています。 さらに、スライダーレール、コンベアベルト、ロボットビジョンスターターキットなどを利用することで、更に多彩な作業を実現するロボットアームシステムを構築することができます。 

   

 

1)スライダーレールキットの利用例

 

    

 

2)コンベアベルトキットの利用例

 

  



 

3)ロボットビジョンシステム及びセンサーとの連携例


       


       


   



 

Dobot Magicianはプログラミングと力学、電子工学、オートメーションの統合したSTEM教育デバイスとなっており、複数の科目にまたがって知識を獲得することができます。ユーザーにとってわかりやすいユーザインターフェース、様々な機能や活用方法で楽しみながら体験的に学べるので、より科学技術への興味関心を高めることができます。

 

また、DOBOT Magicianのロボットアームは100ヶ国以上で販売されており、DOBOTのコミュニティーには豊富な学習教材や経験を持つエンジニアや開発者、熱心なユーザーがいます。同じ目標を持つ友だちを見つけたり、新しいトリックを探したり、アイデアを交換したりしてより大きなプラットフォームで視野を広げることができます。DOBOTは世界中でロボット大会や活動を行っていますので、ぜひ挑戦したり、新しい友だちを見つけに来てください!

 

 

実際に利用するユーザ例

 

      ■Wolkswagenの社内教育用生産ライン                  ■Fujitsu(独)のIndustry 4.0 ソリューションのPR利用

 

     


     ■ワイヤ加工作業                                                 
■貴金属の計量と分別作業

 

     

 

       ■スマートフォンスクリーンテスト                              ■生産ラインプロトタイプ  

 

         

 

     ■金属プレートのピックアンドプレイス         模擬生産ライン


            

      ■イベントでのユーザ講演事例

 

 

 

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