Dobot M1 とは
DOBOT M1はShenzhen Yuejiang Technology Co. Ltd(以下、Yuejiang Technology社)が開発したペイロード1.5kg、仕事範囲最大400㎜、繰り返し動作精度0.02mmのスカラー型ロボットアームで、従来のDOBOT Magicianと比較してペイロード及び繰り返し精度が大幅に改善された産業用ロボットアームです。
開発元は2015年11月に、Arduinoでコントロールするロボットアーム「Dobot」で、Kickstarterにてクラウドファンディングを実施、最終的に60万ドル(約6800万円)以上を集めることに成功し、話題となりました。TechShare株式会社(本社:東京都、資本金:2000万円、代表取締役:重光貴明、以下「TechShare」)は、産業用ロボットアームDOBOT M1の販売の受付を2017年10月16日付で開始しました。
Dobot M1はコンピュータービジョンを利用して3Dプリント、色判断、ピックアップ/配置、はんだ付け、レーザー彫り付けなどができます。
先端部は換装可能で、基本ツールヘッドは、3Dプリンタ、第4軸モータ、レーザー刻印、グリップ、サクションカップ(吸盤)の5種、拡張キットとしてVisual Kit、ハンダ付け用ヘッドなどが用意されています。
DOBOT M1でも、DOBOT Magicianと同様にソフトウエア環境が用意されているので、ロボットアームの操作は、初心者でも使いやすいビジュアル言語から、その他のPythonやCなどのプログラミング言語まで幅広い方法で操作が可能です。
コンピュータビジョンを可能にするVisual kitが用意されており、画像認識システムと連動させることができます。画像認識用APIが提供されるので、OPENCVなどのライブラリから利用できるとのことです。
高機能化させる一方で、使いやすさも考慮されている。Dobot M1をグラフィカルに制御できるアプリケーションが用意されており、アームの動作をメニュー選択で指定したり、手でアームを動かしながら動作学習させることも可能です。また、Wi-Fi/Bluetoothを経由し複数のDobot M1を同時に制御することもできます。
自己開発型ユーザーインターフェイス、ワイヤレス接続、ハンドホールドインプット、複数運用連携機能でユーザーフレンドリーな環境は自営業や独自生産プラットフォームを必要とする工場に最適です。
もちろん工場だけではなくて研究機関、教育機関、個人など幅広い分野に使われています。
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