Pololu Qik 2s9v1 Dual Serial Motor Controller [pololu-1110]

qik 2s9v1は、Pololuの第2世代デュアルシリアルモーターコントローラーです。コンパクトなモジュールにより、シリアルポート（外部RS-232レベルコンバーターが必要）またはUSBからシリアルアダプターを備えたマイクロコントローラーまたはコンピューターで、2つの小さなブラシ付きDCモーターを完全な方向と速度制御で簡単に駆動できます。最大38.4 kbpsの自動ボーレート検出とオプションのCRCエラーチェックを特徴とする高度な双方向シリアルプロトコルを介して、超音波8ビットPWM速度制御を提供します。2つのステータスLEDは、シリアル接続と発生したエラー条件に関する視覚的なフィードバックを提供し、デバッグを容易にします。デモモードでは、適切な動作を簡単に確認できます。

前世代および競合製品に対する改善点は次のとおりです。

• 高周波（超音波）PWMにより、スイッチングに起因するモーターシャフトのハムやうなりを排除
• ユーザー設定可能なエラー状態応答を備えた堅牢な高速通信プロトコル
• 問題のあるインストールのトラブルシューティングに役立つ可視LEDおよびデモモード
• モーター電源の逆電源保護（ロジック電源ではない）

Qik 2s9v1の主な機能 

• 2つのDCブラシモーターの簡単な双方向制御。
• 4.5 V〜13.5 Vのモーター電源範囲。
• モーターあたり最大1 Aの連続電流（3 Aピーク）。
• 2.7 V〜5.5 Vのロジック電源範囲。
• ロジックレベルの非反転型双方向シリアル制御により、マイクロコントローラーやロボットコントローラーに簡単に接続できます。
• オプションの自動ボーレート検出。
• デバッグおよびフィードバック用の2つのオンボードインジケーターLED（ステータス/ハートビートおよびシリアルエラーインジケーター）。
• メインコントローラーがシリアルエラー状態から簡単に回復できるようにするシリアルエラー出力。
• ジャンパー対応のデモモードでは、プログラミングなしで初期テストを行うことができます。
• オプションのCRCエラー検出は、ノイズまたはソフトウェアの障害によって引き起こされるシリアルエラーを排除します。
• 安全性を高めるためのシリアルエラーまたはタイムアウト時のオプションのモーターシャットダウン。
• qikを他のqikとPololuシリアルモーターおよびサーボコントローラーにデイジーチェーン接続することをサポートし、単一のシリアルラインで最大数百のモーターとサーボの制御を可能にします。
• 包括的なユーザーズガイド。

仕様

付属ハードウェア

qikには、16×1 ストレート0.100インチオスヘッダーストリップ、12×1 直角0.100インチオスヘッダーストリップ、および2つの赤い短絡ブロックが付属しています。このハードウェアは、qikへの接続に関していくつかのオプションを提供します。

最もコンパクトな設置では、ワイヤーを直接qikピン自体にはんだ付けできます。永続的な接続が少ない場合は、16×1ストレートヘッダーストリップを12×1ピースと2つの2×1ピースに分割できます。オプションで2×1個をジャンパーピンにはんだ付けでき、選択した12×1ヘッダーストリップをqikコントロールピンにはんだ付けできます。これにより、メスヘッダーが付いたカスタムケーブルを介してqikに接続できます。または、qikをブレッドボードに接続するだけです。直角ヘッダーを使用すると、コンパクトなプロファイルまたはブレッドボードへの垂直取り付けが可能になります。ストレートヘッダーを使用すると、上の図に示すようにブレッドボードが可能になります。

サンプルコード

qikデュアルシリアルモーターコントローラー用の基本的なArduinoライブラリを作成しました。これにより、これらのコントローラーをArduinoと簡単にインターフェイスできます。ライブラリは、qikとのシリアル通信の詳細を処理し、2つのブラシ付きDCモーターを簡単に制御できるようにします。